ちびっこ開拓村
人の手が入っていない、“手付かずの大地を自分達の手で開拓する”という言葉そのものが当てはまるのが、ちびっこ開拓村です。本当に何もない草原を開拓し、木の家、レンガの家、石の家、沢の階段、ちびっこ開拓農園(畑)、石の露天風呂、風力発電、炊事小屋、沢からの水引き…など、「ちびっこ開拓村」という名前そのままの姿が、この場所に広がり、サッカースタジアムの2倍以上の広さがあります。
この夏、子ども達が挑戦したのは
2024年春のちびっこ開拓隊から続くミッション
『物置小屋作り』と、
新ミッション『マスの養殖場作り』!
何度もあきらめそうになりましたが、
『この夏で完成させる!』
そして、『次にやってくる仲間たちのために』という気持ちで
子ども達は必死に力を振り絞りました。
全陣目標としていたところまで達成!
キッズコムファームはまたひとつ進化しました!
2013年に開村して以来、何もなかった土地が少しずつ開拓されてきました。
2014年、木の家完成後、2016年夏に風車ができました。これまで明かりがなかった木の家も風力発電に成功。ついに電気が通ったのです!
木の家・レンガの家…と続き、次は石の家に挑戦!
2018年夏に訪れた約100名の子ども達によって作られたレンガの家。汗と涙が染みこんだ感動の力作です!
2014年夏に作られた、石の露天風呂。重たい石が何百個も積まれたその完成物には、子供たちの想いが感じられます。
他の写真も見る
わんぱく広場
子ども達が見た瞬間、思わず走り出してしまう。それが、わんぱく広場です。広さは、東京ドームがすっぽりと入ってしまう程の広さがあります。広場内には、花畑・手作り遊具用の平地・テントサイト、水沢に降りる沢の階段、かまど小屋、ファームの地図看板等、ファーム開拓の歴史を語る作成物が点在しています。眼下にかなやま湖や手付かずの森が広がり、都会では考えられない景色の雄大さに圧倒されるでしょう。
村長の家から外に出ると、目の前はこの絶景!
南富良野の中心部にある、かなやま湖まで見渡せます。
昼間は、緑いっぱいの大草原ですが、夜は明かり一つない、真っ暗闇!満点の星空が包み込んでくれるでしょう。
春1番のわんぱく広場の花畑。7月には、色鮮やかな花が咲きます。
キッズコムファームが開村された当初、村長の家の前に花壇を作りました。初夏~盛夏にかけて綺麗なラベンダーが咲き誇ります。
-20℃以下になると、ダイヤモンドダストが舞い降りてきます。
他の写真も見る
うえの広場
ゆるやかな傾斜のある、ファーム内の広場の中で1番大きい広場です。上から見ると野球場のような形をしていますが、東京ドームよりも更に広い広場です。夏は4輪バギー、冬はスノーラフティングやスノーバイクを楽しむ場所になります。頂上にある休憩建屋、そのそばにある一本松のベンチから見下ろす景色は圧巻です。
秋の紅葉が終わると、山から冷気がおりてきます。いよいよ厳しい冬の到来です。
ここは野生動物の宝庫。エゾシカ・キタキツネ・エゾリス・エゾウサギなどがすぐ側まで来ます。私達は彼らと共存しているのです。
広場のシンボルの、大きなカラマツの木。その下には2018年夏の開拓隊が作った素敵なベンチが!のんびりと広場を眺めるのもいいかも♪
ファームの秋は、燃えるような赤く染まるモミジの木の群落が…。
初冬のうえの広場です。何もないこの場所では、夏は4輪バギー、冬はスノーラフティングやスノーバイク等のアクティビティが楽しめます!
動物たちが活発に動き出す夏!シカの群れが見られる絶好のポイントになります。
他の写真も見る
しらかば広場
わんぱく広場の隣にある広場で、ファームの森と沢、地形が作った独特の形をしています。
ここから、村長の家を見上げる景色は、人をホッとさせるような雰囲気があります。
広場の幅は若干狭いのですが、広場の横に流れる沢周辺の森では、毎年エゾリスが巣を作り、子育てをする姿が見られ、シマエナガを始めとする野鳥の楽園にもなっています。
しらかば広場のシンボルの木。春から夏にかけては、エゾリスたちがこの場所で見られます。
白い台地・背後の雪山・真っ青な空は、まさに息をのむ美しさです!
新緑あふれるしらかば広場。ここは未だ手付かずの場所です。未来はどんな開拓が待っているのか。
春には雪解け水で沢が増水、豪快な流れに。各所に春しか見られない滝が出現し、大自然のマイナスイオンをいっぱい浴びることができます!
春のしらかば広場です。雪解けとともに地面が現れ、春に向けて刻々と変化をしていきます。
しらかば広場の横を流れる“みずさわ”です。春は沢のきらめきを見ながら散策するのがおすすめ◎運がよければ“アカゲラ”との出会いも…!
他の写真も見る
したの広場
開拓が全くされていない広場のひとつで、サッカースタジアムがまるごとひとつ納まるほどの広さです。人の手が全く入っていないので、草木や花は自然のまま繁殖しています。この先どうやって開拓していこうか、開拓されていくのか、この広場にいると楽しみがつきません。
キタキツネやエゾシカの通り道ともなっています。
ここはファーム敷地の中でも、まだ誰も手を加えていない場所です。大自然そのままの姿が見られます!
広場の横を流れる“水車の沢”で見つけた自然の氷のモニュメント。一体どのようにできたのかな?こんな探検も冬の楽しみ方の一つです。
春一番の優しい沢の流れ。雪解け水が入ると、ここから荒々しい沢の流れに変化をし、見る人を圧倒します。
森の中にしんしんと降る雪。皆さんは雪が降る音を聞いたことがありますか。
夏は、花が咲き乱れる季節。ファーム内での花の群生地はここ
かなやま湖が一望でき、山々の毎日違う表情が見れる初秋
他の写真も見る
かいたく広場
散策する道だけがある、ほとんど開拓されていない場所です。広さは他の広場と比べて少し狭いですが、それでも野球のグラウンドよりもはるかに広い場所です。
夏と冬、朝と夕方に広場から見るマジックアワーの時間帯は、子ども達さえ言葉がなくなり見入ってしまう程の景色が広がります。
今は何もない森。夏は新緑の森へと変化します。
ここは動物たちも住む場所です。ファームに訪れると、きっと野生動物たちが出迎えてくれることでしょう。間近で見られる事も多々!
快晴のかいたく広場の夜明け。マイナス30度の凛とした寒さの中で、青い空を眺めてみてはどうですか。
キッズコムファームの看板です。この看板から、30ヘクタールにも及ぶファームの広大な大自然が皆さんを待っています。
朝日に照らされた、さらさらのパウダースノー。きらめく雪は、思わず手に取ってみたくなるでしょう。
人が足を踏み入れてない草原は、圧倒的な大自然が感じられます。
他の写真も見る
ちびっこ広場
ちびっこ開拓村と繋がっている広場です。広場横に流れる畑の沢周辺の森では、春になると北海道ならではの山菜が数多く出現し、山菜採りが出来る場所でもあり、アカゲラやオオアカゲラが数多く住んでいて、朝には独特のドラミング音が聞こえてきます。沢、森、草原が混然一体となった広場は、見ているだけでワクワクする事間違いなしです。
はなの広場からちびっこ広場に繋がる外周路。ここを歩くのは私達だけでなく、動物たちもみんなが通る、共有の道です。
かいたく広場からちびっこ広場を繋ぐ、丸太橋。開村当時、村長が自ら作りました。
ファームが開村した当初に訪れたキツネが、今や7代目となりました。ファームでは“アキナ”と呼んでいます。
雪解けとともに咲く福寿草。春の訪れを感じます。
ファームにはたくさんのエゾリスが生活しています。表情、しぐさ、全てが「可愛い」の一言です。
盛夏のちびっこ広場には、緑のじゅうたんが出現します。
他の写真も見る
はなの広場
全く開拓の手が入っていない広場でしたが、2019年夏のちびっこ開拓隊から開拓に着手!未来の姿に想像が掻き立てられる場所です。広さは、札幌ドーム球場の1.5倍の広さがあります。
正面にはかなやま湖、後ろには自然の森と山々があり、独特の雰囲気があります。
エゾシカの群れの観察できる場所で、オス同士の決闘シーンも見られます。
レストランの開業予定地にもなっています。
花の広場にある、広大な畑。その畑の真ん中に大きな畑を作っています。未来きっとこの畑でどっさりと野菜が収穫できることでしょう。
夏はこの場所で収穫体験!自分たちで作った畑で、ファームの特選野菜をどっさり採ろう!
天高く秋晴れの空。一直線に伸びる飛行機雲。さえぎるものが何もないからこそ、見られる絶景です!
何もないところに、何かを作る喜び、辛さ、厳しさ。この畑の完成とともに子ども達の笑顔が溢れるでしょう。
太陽が顔を出していない夜明けの時間。真っ白な雪が真っ青に変化します。みなさん、青い雪は見た事がありますか?
これからの開拓で、何が出来るか想像してみて下さい。
他の写真も見る
ファームならでは絶景ポイント
ファームから山を上がっていくと、かなやま湖が一望できる絶景ポイントがあります。この絶景を眺めながらのお弁当は最高!
わんぱく広場から撮影した厳冬期の一枚。
-33℃の極寒の空知川。木も草も森も山も、全て霧氷が付き、一面真っ白と化しました。
何もない畑の中央に立つ、寄り添いあう木。ファーム周辺には、まだ誰も知らない絶景ポイントが数多くあります。
年に数回、気温が氷点下15度以下、風がない時にしか見られない、サンピラー。ファームの敷地内から狩勝高原の山を撮影した一枚です。
湖と太陽と森の町と言われる南富良野町。そのシンボルがかなやま湖です。湖面に映りこむリフレクションは、まさに言葉通りの景色!
他の写真も見る